――「realize」の歌詞は、ドラマを前提に書いたそうですね。
【melody.】 そうなんです。原作のマンガを読んだり、ドラマのストーリーとキャラクターのイメージを頭に入れてから曲を選んだんですよ。言葉が何もない曲からどういう映像が見えてくるのか?という部分を大事にしたいっていうのと、曲が訴えているものによって言葉を選びたいという気持ちがあったので。
――最初に出てきた言葉って何でした?
【melody.】 タイトルの“realize”ですね。今までは、すべて詞を全部書いてレコーディングが終わってからタイトルを決めていたんですよ。でも今回は“realize”がまず出てきて、それは“気づく”とか“実現する”という意味があって、やっぱり“夢に向かって頑張っていこう”って歌にしたかったから、この言葉がピッタリだなと思ったんです。いつもとは逆の作業だったから新鮮でしたよ。
――応援歌といっても自然と“頑張っちゃおうかな!”って気持ちに導いてくれるさり気なさがありますよね。
【melody.】 あ、ウレシイです(笑)。その辺の言葉選びは慎重でしたよ。あとは歌のうたい方でサビではファルセットをいっぱい使ってフワフワしてる感じとかを出してみました。
――確かに今までとは少し違う印象がありますね。それと呼びかけてるだけじゃなくて、もしかしたらmelody.ちゃん自身にも通じる何かがあるからなのかな?と。
【melody.】 実は詞を書くとき、私がまだこの世界に入る前のことを考えながら書いてたんですよ。私はずっとハワイにいて、小さい頃から日本で歌いたいという夢があったんです。でも普通にハワイで生活していたら、あり得ないくらいに遠い夢というか、あまり現実的ではないですよね。でも夢に向かって毎日頑張っていたし、諦めないでやり続ければ、絶対に実現できるって信じていたから。
――ちなみに、どうして日本で歌いたかったの? アメリカでデビューするという選択肢もあったと思うんですけど。
【melody.】 私は両親も日本人だし、私のルーツは日本にあるので、日本が憧れだったんですよ。
――なるほど…。
【melody.】 夏休みに遊びに行くといったら、両親の親戚がいっぱいいる日本だったんですよ。バケーション・スポットが日本に住んでいる人と逆なんですけどね。
――本当ですねぇ。
【melody.】 もちろんアメリカに憧れる気持ちもあって、いずれL.A.に行って歌いたいとは思ってるんだけど、まずは日本から始めたいなとずっと思っていました。
――夢をひとつ実現させたんですね。melody.ちゃんもこの歌みたいにポジティヴな性格?
【melody.】 あまり落ち込まないですね。私の1番好きな言葉が“ケセラセラ”(なるようになるさ)なんです。すべての出来事は意味があって起こったことで、そこから必ず得るものがあるじゃないですか。そこだけをキープして、あとは忘れちゃうんですよ。友達から“記憶力ダメだね”って言われるくらいに(笑)。
――(笑)。「Take a Chance」も曲の雰囲気は違うけど夢に向かってる歌ですよね。
【melody.】 これも私の経験を思い出して書いたんです。未来を大事にしたいから、今を大事に進んでいくしかないですよね。いろんな選択肢があるけれど、自分を信じて前に進もうっていうメッセージなんです。
――今1番、実現させたいことは何ですか?
【melody.】 自分のライヴツアーをやりたいな。つい最近「Take a Chance」がCMソングになっているBIGLOBEのイベントで歌ったんですよ。それがすごく楽しくて4〜5曲じゃ足りなくて、もっと歌いたい!って意欲が湧いてきました。近いうちに実現させたいですね。
(文:三沢千晶)
http://www.oricon.co.jp/music/interview/050817_01.html















